産業衛生専門医試験 過去問対策 2013年度 A2、3

今日も..._〆(゚▽゚*)

 

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2013年度 A2、3

 

A2.選択肢の中から正解を1つ選び、その数字を解答欄に記入しなさい。


【21】 健康診断結果の保存期間で誤っているのはどれか。
1.電離放射線健康診断 ― 30 年
2.四アルキル鉛健康診断 ― 30 年
3.石綿健康診断 ― 40 年(作業従事中止日から)
4.特定化学物質健康診断(特別管理物質) ― 30 年


【22】 産業医を 1 名選任すれば足り、かつその 1 名が専属であるべき事業所はどれか。
1.労働者数 3,500 人規模の事業所
2.深夜業務を含む業務のある労働者 700 人規模の事業所
3.重量物の取り扱い等重激な業務を行う労働者 30 人規模の事業所
4.有機塩素系溶剤を用いた洗浄工程のある労働者 600 人規模の事業所


【23】 化学物質と職業性疾病の組み合わせで、誤っているのはどれか。
1.マンガン - 肺がん
2.五酸化バナジウム - 肺障害
3.2-ブロモプロパン - 無精子症
4.3・3’-ジクロロ-4・4’-ジアミノジフェニルメタン - 膀胱がん


【24】 労働安全衛生法に基づく特殊健康診断で、尿中代謝物を測定することになっている有機溶剤でないのはどれか。
1.キシレン
2.ノルマルヘキサン
3.1・2-ジクロルエチレン
4.1・1・1-トリクロルエタン


【25】 法規で定められている作業環境測定を 1 月以内ごとに行うのはどれか。
1.屋内で鉛を扱う作業場の鉛
2.屋内で著しい騒音を発する作業場の等価騒音レベル
3.放射線業務を行う作業場のうちの放射線物質取扱作業室の気中放射性物質
4.屋内で第 1 類特定化学物質を製造または取扱う作業場等の第1 類特定化学物質


【26】 給食施設のある労働現場において、食中毒と思われる消化器症状のアウトブレイクが発生した。原因食材を推定するための調査のデザインで最適なのはどれか。
1.Case-control design
2.Longitudinal design
3.Cross-sectional design
4.Randomized controlled trial design


【27】 電離放射線作業に関する産業保健対策について正しいのはどれか。
1.ホールボディカウンターは、γ線を出さない核種による体内の放射能定量を行う。
2.電離放射線作業に従事した者は、退職後に健康管理手帳交付を受けることができる。
3.閾値なし直線(LNT)仮説は、電離放射線被爆による健康障害のうち確定的影響に分類されるものに対する考え方である。
4.日本の法令では、電離放射線作業従事者の実効線量が 5 年間100mSv を超えず、かつ、年当たり 20mSv を超えないようにすることを義務づけている。


【28】 歯牙酸触症について誤っているのはどれか。
1.歯の内側が酸触されることが多い。
2.歯牙の表面のエナメル質の脱灰による。
3.ニトログリセリンの製造工場で発生する。
4.マウスピースの着用、酸の中和により予防する。


【29】 45 歳の男性。下水処理場のマンホール内で汚泥を外に搬出する作業を行っていたが、突然意識を失って倒れた。さらに救助しようとして中に入った同僚も意識を失って倒れた。可能性が高いのはどれか。
1.メタン中毒
2.酸素欠乏症
3.一酸化炭素中毒
4.二酸化窒素中毒


【30】 石綿に関して正しいのはどれか。
1.石綿と喫煙は悪性中皮腫のリスクを相乗的に増加させる。
2.円形無気肺は胸膜を巻き込んで生じる腫瘤状の病変である。
3.石綿によって引き起こされた胸膜の線維化をアスベストーシスという。
4.石綿肺では、胸部エックス線上、上中肺野優位に不整形陰影を呈する。

A3.【31】から【40】の括弧に入る適切な語句を記入しなさい。


【31】 じん肺合併症は肺結核結核性胸膜炎、続発性気管支炎、続発性気管支拡張症、原発性肺がんと( )の 6 種類である。


【32】 ( )法の施行を受けて、使用者に安全配慮義務の一層の徹底が求められる機運が生じている。


【33】 常時使用する労働者の数が 1,001 人以上2,000 人以下の事業場において、選任すべき衛生管理者の数は( )人である。


【34】 すす、タール、ピッチ、アスファルト又はパラフィンにさらされる業務による職業がんは( )である。


【35】 土石、岩石、鉱物、金属、炭素の粉じんの作業環境管理は、( )規則によって規定されている。


【36】 労働者の職場復帰に関わる産業医は、まず当該労働者の健康状態と( )を確認する。


【37】 湿球黒球温度(WBGT)において、WBGT=0.7×自然湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度は、屋外で( )場合の定義である。

【38】 下図は、労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針のフォローチャートである。指針の第6条として( )が記されている。


【39】 網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害を起こす化学物質として( )が知られている。


【40】 石綿に関する管理濃度は、全石綿繊維について( )繊維/cm3である。

 

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(解答例)

A2.選択肢の中から正解を1つ選び、その数字を解答欄に記入しなさい。


【21】 健康診断結果の保存期間で誤っているのはどれか。
1.電離放射線健康診断 ― 30 年
2.四アルキル鉛健康診断 ― 30 年
3.石綿健康診断 ― 40 年(作業従事中止日から)
4.特定化学物質健康診断(特別管理物質) ― 30 年

2×.四アルキル鉛健康診断ー5年間(産業医の職務Q&A p174 健康診断結果の活用・保存)


【22】 産業医を 1 名選任すれば足り、かつその 1 名が専属であるべき事業所はどれか。
1.労働者数 3,500 人規模の事業所
2.深夜業務を含む業務のある労働者 700 人規模の事業所
3.重量物の取り扱い等重激な業務を行う労働者 30 人規模の事業所
4.有機塩素系溶剤を用いた洗浄工程のある労働者 600 人規模の事業所

2○.(産業医の職務Q&A p3 産業医の選任)


【23】 化学物質と職業性疾病の組み合わせで、誤っているのはどれか。
1.マンガン - 肺がん
2.五酸化バナジウム - 肺障害
3.2-ブロモプロパン - 無精子症
4.3・3’-ジクロロ-4・4’-ジアミノジフェニルメタン - 膀胱がん

1×?


【24】 労働安全衛生法に基づく特殊健康診断で、尿中代謝物を測定することになっている有機溶剤でないのはどれか。
1.キシレン
2.ノルマルヘキサン
3.1・2-ジクロルエチレン
4.1・1・1-トリクロルエタン

3×.有機溶剤等健康診断(産業医の職務Q&A p152 特殊健康診断)


【25】 法規で定められている作業環境測定を 1 月以内ごとに行うのはどれか。
1.屋内で鉛を扱う作業場の鉛
2.屋内で著しい騒音を発する作業場の等価騒音レベル
3.放射線業務を行う作業場のうちの放射線物質取扱作業室の気中放射性物質
4.屋内で第 1 類特定化学物質を製造または取扱う作業場等の第1 類特定化学物質

3○.(産業医の職務Q&A p93 作業環境測定の概略)


【26】 給食施設のある労働現場において、食中毒と思われる消化器症状のアウトブレイクが発生した。原因食材を推定するための調査のデザインで最適なのはどれか。
1.Case-control design
2.Longitudinal design
3.Cross-sectional design
4.Randomized controlled trial design

1○.


【27】 電離放射線作業に関する産業保健対策について正しいのはどれか。
1.ホールボディカウンターは、γ線を出さない核種による体内の放射能定量を行う。
2.電離放射線作業に従事した者は、退職後に健康管理手帳交付を受けることができる。
3.閾値なし直線(LNT)仮説は、電離放射線被爆による健康障害のうち確定的影響に分類されるものに対する考え方である。
4.日本の法令では、電離放射線作業従事者の実効線量が 5 年間100mSv を超えず、かつ、年当たり 20mSv を超えないようにすることを義務づけている。

?どれも誤りだと思うのですが?(´ー`)


【28】 歯牙酸触症について誤っているのはどれか。
1.歯の内側が酸触されることが多い。
2.歯牙の表面のエナメル質の脱灰による。
3.ニトログリセリンの製造工場で発生する。
4.マウスピースの着用、酸の中和により予防する。

1×.歯の前面(唇側)に生じる(産業医の職務Q&A p191 歯の酸蝕症とその予防)


【29】 45 歳の男性。下水処理場のマンホール内で汚泥を外に搬出する作業を行っていたが、突然意識を失って倒れた。さらに救助しようとして中に入った同僚も意識を失って倒れた。可能性が高いのはどれか。
1.メタン中毒
2.酸素欠乏症
3.一酸化炭素中毒
4.二酸化窒素中毒

2○.(産業医の職務Q&A p415 酸素欠乏症及び硫化水素中毒とその予防)


【30】 石綿に関して正しいのはどれか。
1.石綿と喫煙は悪性中皮腫のリスクを相乗的に増加させる。
2.円形無気肺は胸膜を巻き込んで生じる腫瘤状の病変である。
3.石綿によって引き起こされた胸膜の線維化をアスベストーシスという。
4.石綿肺では、胸部エックス線上、上中肺野優位に不整形陰影を呈する。

1×.中皮腫石綿低濃度曝露でも発生し、肺がんと異なり喫煙との関連性はなく、初回曝露から30年以上の長い潜伏期を要します。

2○.

3×.肺実質の線維化

4×.両側下肺野を中心とした不整形陰影

(産業医の職務Q&A p432 石綿による健康障害)

A3.【31】から【40】の括弧に入る適切な語句を記入しなさい。


【31】 じん肺合併症は肺結核結核性胸膜炎、続発性気管支炎、続発性気管支拡張症、原発性肺がんと(続発性気胸)の 6 種類である。

(産業医の職務Q&A p378 じん肺とその予防)


【32】 ( 労働契約)法の施行を受けて、使用者に安全配慮義務の一層の徹底が求められる機運が生じている。

(産業医の職務Q&A p33 労働契約法と安全(健康)配慮義務)


【33】 常時使用する労働者の数が 1,001 人以上2,000 人以下の事業場において、選任すべき衛生管理者の数は(4)人である。

(産業医の職務Q&A p38 衛生管理者)


【34】 すす、タール、ピッチ、アスファルト又はパラフィンにさらされる業務による職業がんは(皮膚癌)である。

(産業医の職務Q&A p421 職業性皮膚障害とその予防)


【35】 土石、岩石、鉱物、金属、炭素の粉じんの作業環境管理は、(粉じん障害防止)規則によって規定されている。

粉じん障害防止規則(粉じん則)目次|安全衛生情報センター (jaish.gr.jp)


【36】 労働者の職場復帰に関わる産業医は、まず当該労働者の健康状態と(就業意欲)を確認する。

(産業医の職務Q&A p178 職場復帰と産業医の関与)


【37】 湿球黒球温度(WBGT)において、WBGT=0.7×自然湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度は、屋外で(太陽照射のある)場合の定義である。

(産業医の職務Q&A p333 熱中症とその予防)


【38】 下図は、労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針のフォローチャートである。指針の第6条として(労働者の意見の反映)が記されている。

「労働安全衛生マネジメントシステム」の画像検索結果

労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針|安全衛生情報センター (jaish.gr.jp)


【39】 網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害を起こす化学物質として(2硫化炭素)が知られている。


【40】 石綿に関する管理濃度は、全石綿繊維について( 0.15)繊維/cm3である。

(産業医の職務Q&A p97 管理濃度)

 

 

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