産業衛生専門医試験 過去問対策 2011年度 A1

今日も( ´ー`)フゥー...

 

=========================================================

産業衛生専門医試験 2011年度 A1

 

【1】雇入れ後すぐに、労働安全衛生法に従う定期健康診断が予定されている場合、雇入れ時健康診断を省略してもよい。


【2】定期健康診断時にB 型およびC 型肝炎ウイルス検査を実施した場合、産業医の判定に従い、事業者は労働安全衛生法に規定した就業上の措置を実施しなければならない。


【3】鉛取扱い従事者の特殊健康診断の貧血検査で「異常」と判定された者の精密検査費用は、事業者負担となる。


【4】縦5m×横5mの単位作業場所の中央の1点のみを測定点として、5 回(1 測定を10 分以上、全体で1 時間以上)測定した結果をA 測定の評価に用いた。


【5】安全配慮義務労働基準法に明記されている。


【6】砒素の職業性ばく露指標として、尿中のアルセノベタインとジメチルアルシン酸の測定が有用である。


【7】職員の健康を受動喫煙の危険性から保護することは安全配慮義務に含まれると認めた判例がある。


【8】インジウム・スズ酸化物(ITO)取扱いでは、ばく露指標としては血清中インジウム濃度、健康影響指標としては血清中KL-6 濃度が有用である。


【9】障害者雇用促進法で企業等に雇用義務がある障害者とは、精神障害・知的障害・身体障害を持つ者を指す。


【10】事務所衛生基準規則に定められた労働者一人当たりの気積は、10立方米以上である。


【11】生物学的モニタリングの目的は、作業者の個人ばく露レベルを推定することにある。


【12】自殺または自殺未遂は、業務による心理的負荷により発症したうつ病であったとしても、故意による行動のため労災保険の給付対象にはならない。


【13】行政指導により特殊健康診断を行うこととされている業務に、紫外線にさらされる業務、二硫化炭素を取り扱う業務、VDT 作業などがある。


【14】石綿による疾病に係る労災保険給付件数は平成17 年度から大幅に増加し、平成18 年度以降は毎年2000 件を超えている。


【15】作業関連疾患には、作業(職業)が原因ではないが増悪因子となる疾患も含まれる。


【16】ろ過式呼吸用保護具を酸素欠乏環境で使用することは危険である。


【17】有害化学物質のばく露濃度が最大になると予想される時間を含む15 分間のばく露濃度は、許容濃度の数値の3 倍を超えないことが望ましい。


【18】製造現場や建設現場では運動器障害予防のため職場体操を行うが、事務系の職場では不要である。


【19】平成22 年の業務上疾病統計によれば、災害性腰痛の認定件数は第2 位を占めている。


【20】許容濃度(あるいは TLV)相当の気中濃度にばく露している作業者の生物学的モニタリングを行うと、ACGIH の勧告するBEI 程度の数値が得られる。

 

--------------------------------------------------------------------------------------------------

(解答例)

【1】雇入れ後すぐに、労働安全衛生法に従う定期健康診断が予定されている場合、雇入れ時健康診断を省略してもよい。

×.(産業医の職務Q&A p144 雇入れ時健康診断)


【2】定期健康診断時にB 型およびC 型肝炎ウイルス検査を実施した場合、産業医の判定に従い、事業者は労働安全衛生法に規定した就業上の措置を実施しなければならない。

×.(産業医の職務Q&A p256 労働者の肝炎ウイルス検査を実施する上で配慮するべきこと)


【3】鉛取扱い従事者の特殊健康診断の貧血検査で「異常」と判定された者の精密検査費用は、事業者負担となる。

○.(産業医の職務Q&A p175 健康診断費用の負担)


【4】縦5m×横5mの単位作業場所の中央の1点のみを測定点として、5 回(1 測定を10 分以上、全体で1 時間以上)測定した結果をA 測定の評価に用いた。

×.5カ所以上(産業医の職務Q&A p96 作業環境測定の実際)


【5】安全配慮義務労働基準法に明記されている。

○.(産業医の職務Q&A p31 安全配慮義務の概念)


【6】砒素の職業性ばく露指標として、尿中のアルセノベタインとジメチルアルシン酸の測定が有用である。

×.砒酸、亜砒酸及びメチルアルソン酸に限る(産業医の職務Q&A p380 金属類による健康障害とその予防)


【7】職員の健康を受動喫煙の危険性から保護することは安全配慮義務に含まれると認めた判例がある。

○.untitled (mhlw.go.jp)


【8】インジウム・スズ酸化物(ITO)取扱いでは、ばく露指標としては血清中インジウム濃度、健康影響指標としては血清中KL-6 濃度が有用である。

○.(産業医の職務Q&A p383 金属類による健康障害とその予防)


【9】障害者雇用促進法で企業等に雇用義務がある障害者とは、精神障害・知的障害・身体障害を持つ者を指す。

×.若年性認知症障害者雇用促進の対象障害と位置づけられた(産業医の職務Q&A p306 障害者の健康管理等→知的障害者と若年性認知症)


【10】事務所衛生基準規則に定められた労働者一人当たりの気積は、10立方米以上である。

○.(産業医の職務Q&A p453 事務職場の健康管理)


【11】生物学的モニタリングの目的は、作業者の個人ばく露レベルを推定することにある。

○.(産業医の職務Q&A p108 個人曝露評価結果の作業管理への活用)


【12】自殺または自殺未遂は、業務による心理的負荷により発症したうつ病であったとしても、故意による行動のため労災保険の給付対象にはならない。

×.(産業医の職務Q&A p225 精神障害・自殺の労災認定)


【13】行政指導により特殊健康診断を行うこととされている業務に、紫外線にさらされる業務、二硫化炭素を取り扱う業務、VDT 作業などがある。

×.二硫化炭素→有機溶剤等健康診断(産業医の職務Q&A p152 特殊健康診断(法定))


【14】石綿による疾病に係る労災保険給付件数は平成17 年度から大幅に増加し、平成18 年度以降は毎年2000 件を超えている。

×.令和元年度石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況まとめ(速報値) (mhlw.go.jp)


【15】作業関連疾患には、作業(職業)が原因ではないが増悪因子となる疾患も含まれる。

○.(産業医の職務Q&A p443 作業関連疾患の概念)


【16】ろ過式呼吸用保護具を酸素欠乏環境で使用することは危険である。

○.(産業医の職務Q&A p127 保護具)


【17】有害化学物質のばく露濃度が最大になると予想される時間を含む15 分間のばく露濃度は、許容濃度の数値の3 倍を超えないことが望ましい。

×.1.5倍


【18】製造現場や建設現場では運動器障害予防のため職場体操を行うが、事務系の職場では不要である。

×.(産業医の職務Q&A p456 事務職場の作業管理)


【19】平成22 年の業務上疾病統計によれば、災害性腰痛の認定件数は第2 位を占めている。

×.業務上疾病発生状況等調査(平成22年)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)


【20】許容濃度(あるいは TLV)相当の気中濃度にばく露している作業者の生物学的モニタリングを行うと、ACGIH の勧告するBEI 程度の数値が得られる。

○.(産業医の職務Q&A p137 生物学的モニタリングとはどのようなもので、BEIsとの関係はどのようになっているのでしょうか)

 

 

産業医の職務Q&A(第10版)増補改訂版

産業医の職務Q&A(第10版)増補改訂版

  • 発売日: 2015/05/01
  • メディア: 単行本